王様のブランチ それを愛とは呼ばず

王様のブランチのBookコーナーでマコト先生が取りあげていたのは、


桜木紫乃さんの「それを愛とは呼ばず」でした。



彼女の担当者3人がみんな新潟出身ということで、
今回の作品は地元北海道を出て、初の新潟が舞台です。


「新潟では杉と男は育たない」

この言葉のフォローを待ってたけど、
説明がなかったですよ。残念。




話は、


妻の後ろ盾を失い新潟を追われた男と、
タレント事務所を首になった女が東京で出会い、


いつしかそこに愛が生まれる、




のではなく、


女にとって男は、自分の空虚な風景に転がり込んできた極上の「不幸」。

女の狂気が暴走し始める。。。





衝撃のラストに震えが止まらない、といううことだけど、


「不幸」を癒すことでのみ、自分が幸せになれるという女は、


絶対相手を幸せにはしないよね。

そうすることは自分が幸せでなくなるということだから。



こ、怖い。。。



でも、怖いもの見たさで読みたい^^;



それを愛とは呼ばず

　

タグ：それを愛とは呼ばず 桜木紫乃